昨日の女子フィギュアスケート

昨日は遅くまで起きてたついでに女子フィギュアスケートを観ていた。スマホでもフルセグなら充分綺麗な映像でみられる。


日本人選手のSPは結果が振るわなかった。特に真央ちゃんの演技は、なんというかガタガタで観ているのも辛かった。もちろんそれを責めるつもりはないし、オリンピックの重圧の凄まじさを改めて痛感させられた。


演技とは全く関係ないけれど、真央ちゃんがもう23歳ってことに驚く。たしか15歳くらいから注目され始めて、もう8年以上経とうとしてるのか。8年前と言ったら自分は中学生か。そんなに前だっけなー。昔の真央ちゃんはそれこそ「天才少女」の名をほしいままにしてきた(本人がそれを望んだとは思えないけど)し、実際に結果も残してきている。もうすぐ10年になろうかっていう長い間、日本中の期待を背負って戦うってどんな心境なんだろう。またそうしたプレッシャーの中で常に闘っていた彼女でさえ、昨日はその重圧に負けてしまい、実力が出し切れなかった。


でもその重圧はSP一位で完璧な演技を見せたキムヨナ選手も同じかそれ以上だったはずで、やっぱりメンタルの強さとかコントロール技術で差がついてしまったのかもしれない。


そういえば真央ちゃんは演技の直前の軽い滑走の時にはすでに表情が硬かったように見えた。よく考えれば結果を残すんだっていう気持ちをプレッシャーはどんな大会にしろいつも持っていたはずで、それ以外になにか、前回のオリンピックとは違うものがあったのかなとは思う。競技を楽しむことにあまり気持ちが向かないくらい考えすぎてしまっているようにも思う。この辺はもう、マスコミと世間の注目を集める一流アスリートの
宿命みたいなもんなんだろう。

なんにせよ競技はまだ終わっていない。メダル争いにはもう事実上敗れたこの状況で、真央ちゃんはどんな演技を見せてくれるのか、どんな気持ちでそこに臨むのか。そこに期待したい。